2016年9月8日木曜日

虫と遊び 命に触れる

年中のひまわりぐみでは、この夏にたくさんの虫と触れ合いました。
9月の園だよりから、ひまわりぐみの子たちの虫への興味と気付き、
そして大人のまなざしをお伝えします。

虫と遊び 命に触れる

園庭のダンゴムシ探しや公園での虫探しが大好きなひまわりさん。春・夏と過ごす中でたくさんの虫と遊び、その命に触れる機会がたくさんありました。
 
 春にもらったカブトムシの幼虫。7月になってペットボトルの中を開けると、メスとオスのカブトムシが出てきて、その日から子ども達はカブトムシに夢中になりました。「ゼリーなくなってる!」と毎朝エサの確認を始めます。食べている姿を見たいと、わざわざ土の中に潜っているカブトムシを掘り出して、エサの上に置いて、「食べなーい」と心配していました。初めは触れなかったカブトムシにも慣れてくると、角をもって部屋中を歩いて見せます。大人はかわいそうに思えて、「触りすぎたら死んじゃうよ」と何度も声を掛けたけど、「大丈夫!角を持っているから!」の返事。子どもにとっては友達の一人で、一緒に遊んでいるのかなと見ていました。

 
 セミの鳴き声が盛んになると、子ども達はセミ取りにも夢中になりました。園庭にでると虫網を持ってきて、我先にとセミ取りを始めました。セミが取れるとうれしそうに「とれたー」とみんなに見せていました。周りの子も「見せてー」と、順々にセミを持ったり触ったりとすると、セミはぐったりとなってしまいます。そんなセミを虫かごに入れて部屋に持って帰る日が続き、虫かごで死んでしまうセミもたくさんいました。ある日「セミは長く生きられないから逃がしてあげないとかわいそう」と言う子が出てきました。すると、取ったセミはしばらくしたら逃がしてあげるようになりました。逃がすのが遅くなって死んでしまうと、「死んじゃった」と園庭にもっていって「木にのぼれますように」と祈りながら木の根元に穴を掘り葉っぱで隠してあげる子もいました。命についてなにか少しずつ感じてきたのかなと思える場面でした。
 


 お部屋ではカマキリも飼っています。カマキリは生きた虫を食べると聞き、みんなでバッタを取ってきて虫かごに入れています。すると、するどい手でがしっとバッタを掴み、しっぽからむしゃむしゃと食べるのです。「かわいそう」と話す子もいましたが、子ども達は「見て、食べてるよ」「また取ってこなきゃ」と見ています。カマキリすごい!強い!という眼差しです。






食物連鎖で私たち人間も生きている。虫とふれあい遊ぶなかで、少しずつ命について感じながら、その大切さを知って欲しいなと思っています。子ども達の気づきを大人がどのように支えていくか、大人から大切さをどう伝えていくか試行錯誤の日々ですが、子どもの姿に寄り添って一緒に関わっていきたいと思います。(ひまわりぐみ担任)