2016年8月2日火曜日

おとまりほいく


 前回の投稿からだいぶ日が経ってしまいました。
時々見て下さる方がいることを聞きました。
ブログで保育園のことをお伝えしていけたら…と思っています。

 7月22日から23日にかけて、たいようぐみがお泊り保育をしました。
子どもたちも担任も一緒に準備をしたお泊り、子どもたちのおもしろがる表情、がんばる様子、やりきった感じ、色々な姿がありました。
園だよりから、担任の思いです。

たいようぐみのお泊り保育 

 夏まつりにお泊まり保育に、とても忙しかった7月。子ども達も大人も、あっという間に感じてしまいますが、行事を通して子ども達の成長に触れることができました。夏祭りの掲示はしていましたので、今月はお泊まり保育についてお伝えします。
           
 たくさん話し合いをしていく中で、「おばけ屋敷を作って大人をおどかしたい!」から始まったお化け屋敷作り。始めはやる気に満ちていて子ども達からどんどんアイディアを出して作っていたのですが、作りながらふざける姿が増え、途中私達担任と子ども達の間で温度差(私達はお泊まりに向けてもうやるしかない!と思っていたけれど…)があるのかな、そこまで子ども達を追い込んでやるのも違うよな、と思い始めました。しかし、子ども達から「やる!!」という声が多くあったので、子ども達の力を信じて再びやることに決めました。短い期間の中で、1人ひとり一生懸命準備する姿もありました。そして、子ども達の中ではそれぞれしっかりとイメージがあったようです。小学校交流でもらったお化けの折り紙から折り方を学び、みんなにも教えてたくさん作って看板につけたり、「コウモリつるしたら?」と1人が言うと、みんなで図鑑を見てコウモリ作りをしたり。折紙で何となく形を考える子、厚紙を切って貼り合わせる子様々でした。(後に、宝探しでこのコウモリに子どもたちが驚くとは思ってもいませんでした笑)牛乳パックでお面を作っては、目にはめてポーズをきめてみたり。「ピアノの下に潜って弾けば誰も弾いてないみたいで怖いかも」「この段ボールをびっくりボックスにして驚かそう」など、子どもたちのつぶやきをできるだけ拾って、それを仕掛けとしてやっていくことにしました。イメージは、1人ひとり異なっていたかもしれませんが、❝大人をおどかしたい❞という思いは、みんなの中にあったようです。当日はもちろんのこと、それまでにはたくさんの過程があり、子ども達のアイディアがたくさん詰まったお化け屋敷となりました。




お泊まり当日、ひまわりさんにお客さんとして来てもらうと、怖がったり足早に逃げて行ったり…部屋から出てきたひまわりさんの表情が何とも楽しそう!そして、夜には15人もの大人がやってきて「きゃー」と言われるたびに本当に嬉しそうな子ども達でした。おどかすタイミングも繰り返しやっていくうちにつかんでいったのですが、本番中に緊張しすぎたのか、クスクスと笑い声が聞こえてくることもありました()15回同じことをやり、大変でしたが毎回本気でおどかしていた子どもたち、本当に頑張りました!!終わった後の子ども達の表情を見ると、どの子もいきいきとしていて、❝やりきった❞という思いを感じました。




寝る準備万端、電気も消してさあ寝よう。という時に「わっどうしよう、、大事なこと忘れてた!!」と言うとざわざわしてきた子ども達。「本当に大事なことを忘れてたから、ちょっとたんぽぽさんの部屋に来てくれる?」とみんなを呼びました。「みんながこのお泊まり保育で、買い物やクッキング、お化け屋敷、本当によく頑張ったよね。それで、頑張ったみんなに勇気の石を渡そうと思っていたんだけど、実は新棟に置いてきちゃったから、みんなで取りに行ってくれる?」という話と、勇気の石がみんなの頑張った証だからとても大事なものだということを話すと、みんなとても真剣に聞いてくれました。



そして、チーム5人ずつ石を探しにいく事に。自分も怖くて泣いていたのに、同じチームの子を「大丈夫だよ」と言って励まし、5人で手を繋いで行くチームや、怖いはずのおばけに「ありがとうございます」「石をとってもいいですか?」など敬語で話しかけるチームも。中でも、「ななせちゃんがいないと寂しい」と言う声があちこちから聞こえ、同じあかいいちごチームは「ななちゃんの石も取ろうね」と張り切って臨んでいました。大人が何も言わなくても、子ども達は25人でたいよう組だという思いがあったのだと改めて感じ、この宝探しを通して友達を思いやる姿に感動しました。これから先、大変なことがたくさんあると思いますが、このお泊まり保育での頑張り、その証としてもらった勇気の石のことを思い出してくれると嬉しいです。(たいようぐみ担任)